読んだもの

先日読んだ「本格小説」の余韻が全然抜けない。気がつくとずーっとそのことばかり考えていて、本当に寝ても覚めても取り付かれたように考えてしまっています。
なんかもう全然戻ってこれなくて自分でもかなり動揺。空を見ても川を見ても切ない。雨が降っても夜になっても悲しい。
気がつくといつのまにかパラパラとページをめくって読んでいるので「もうこんな本早く図書館に返してしまいたい!」と思いますが、こんな時に限って祭りのためにバス運休。
「こんな気持ちになるのならいっそ読まなければ良かった!」とまで思ってしまう自分がいて、一時の激情だということはわかっていても苦しい。
なんかもう本に恋してしまったような状態になってしまい、我ながらびっくりです。
「早く「本格小説」のことは忘れたい」とばかりに積読本を手にしても、いつの間にかまた「本格小説」読んでる。駄目だ私。ほとぼりが冷めるまで買うのやめよう。いやむしろ買うこと自体やめたほうがいいのだろうか…。つーかそんなことを真剣に考えている時点で相当おかしいんですけども、本当に自分でも狼狽するレベルの心奪われっぷり。
わーん助けて!

そんな状態で読んだ本。気もそぞろに読んだので内容はうすぼんやり。

再婚生活

再婚生活

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

「傷ついているとき、かつての傷心の思い出が再びよみがえってくることがある。」