読んだもの

もはや完全に読書記録になっています。

にょっ記

にょっ記

詩の礫

詩の礫

幻夜

幻夜

「白夜行」がすごかったので、「こりゃ幻夜も読まなきゃならんだろう!」ということで読んだんですが、えー?!という内容。「白夜行」の続編みたいなんですが、自分としては「完全な別物」としてとらえたい。美冬が「恐ろしい」以外の何者でもない。ただの悪魔っす。

「白夜行」について原作者が「読んだ人の数だけ雪穂と亮司がいる」と言っているように、100人いれば100通りの雪穂と亮司がいるんだろうと思うけど、「幻夜」は私の中の二人を見事にぶち壊してくれた感じ。そして、自分がのんきに「性善説」で人を判断している世間知らずの甘ちゃんなのかな、、、と思った。いや多分そうなんだろうけど。
いつの間にか「幻夜」じゃなくて「白夜行」の話をしてるな。しかしこれ10年以上前に出た本なんですよね。本当になぜ今まで読まなかったのか。。。そしてこんなにはまるとは。